D言語Web本のレビューをした話

はじめに

タイトルの通り,来年1月くらいにPackt Publishingから出版される予定のD Web Developmentのテクニカルレビュアーをやらせてもらったお話です. 本の内容とかは書けませんが,どのような経緯でこうなったのかの流れを書いていきます.

出版社からのお誘い

ある日突然,こんなメールが届きました.

担当者(意訳):「やあ,PACKT PublishingではD言語のvibe.dに関する本を出そうと思ってるんだけど興味ない?Googleで検索したらGitHubのキミのプロフィールにたどり着いたんだけど.レビューするのに興味あったらメールしてね?」

このメールだけだと,「レビュー」とは何をすることなのかイマイチ把握できなかったので,以下の内容で返信してみました.

私(意訳):「メールありがとうございます。大変興味がありますが,私は今まで一度もそのようなことをしたことがありません.もしよろしければ,詳細を教えていただけますか?」

それに対するPACKTの担当者さんからは次のようなメールが返ってきました.

担当者(意訳):「メール返信ありがとう.2016年1月に本を出したいんだけど,レビュアーとして,出版前の本の内容を読んで,コードが正しく動くかとか文章の内容をチェックして欲しいんだ.レビューしてくれた内容を著者にフィードバックするよ.毎回1, 2章ずつ送るから2日くらいでレビューして返信よろしく.」

章当たり2日間くらいしか時間がないらしく,大変タイトなスケジュールであることがわかります.

実際になにをやったか

その後,何回かメールをやり取りし,実際に僕は4章から9章までレビューすることになりました. PACKT側もコッチのことをちゃんと考えてくれているらしく,月1回くらいのペースで,かならず金曜日に「この章のレビューを月曜日までにお願いね」とのメールが届きました. 毎回1章ずつで,各章数ページか十数ベージだったので,英語に不慣れな僕でも大丈夫でした.

各章はWordで書かれており,私はWordの機能でコメントを書き込んで返信する,という作業でした. あと,「アンケート用紙」なるものがあり,「不足している内容はなにか?」とか「この章に点数をつけるとすれば何点か?」とか「点数を上げるためにはどうすればよいか?」などのコメントを書き,提出しました.

テクニカルレビュアーは,出版後に本がもらえるのと,本に名前とプロフィールが載ること以外は無償です. 僕も研究が結構忙しかったものですから,基本的にはそれに見合った程度の事しかしていません. もちろん,D言語の本のプロジェクトに関われるという人生で一度あるかないかのことなので,やることはやりました.

今は

10月くらいに最後の章のレビューが終わりました. それ以来PACKTからは音信不通で,多分1月の出版後にまたメールが来るのだと思います. 楽しみに待っています.